2016年09月30日
葬儀のマナー、香典の用意の仕方
香典とは、線香・抹香や花の代わりに死者の霊前に供えるもので、現金を不祝儀用の水引を結んだ袋に包んだものをさします。訃報の知らせを受けたら、通夜または葬儀のいずれかに香典を持参します。地方や宗教上のしきたりの違いもありますが、訃報を受けたら先方の宗教を確認します。
香典を用意し、通夜か告別式にふくさなどに包んで持参するのが一般的です。訃報直後の弔問には喪家も取り込んでいるため、香典は持って行かないほうが無難です。遠いところにいて、通夜や告別式に出席できない場合は、香典をきちんと不祝儀袋に入れてメッセージと共に現金書留で郵送します。葬儀に関する一般的ガイドラインは、全日本葬祭業協同組合連合会が公開する情報サイトの「葬祭サービスガイドライン(消費者に向けて)」を参考にするとわかりやすいです。ぜひご覧ください。
金額には特に決まりはなく、地方によっても習慣が違うようですが、多ければよいというものでなく、故人やご遺族とのつき合いの程度や、持参する人の年齢、立場などによります。一般的には5千円から1万円が多いようです。