2016年11月02日
多くの日本人が英語を苦手とする理由
日本人は英語が苦手であると言われています。確かに、義務教育から大学かけて長い時間学習しているにも関わらず、殆どの人が話すことができません。これにはいくつもの理由が考えられるのですが、その最大の理由は「必要ない」ということにあります。決して日本人の脳だけが英語に向いていないというような奇妙な理由からではありません。
もちろん教育の方式というのも大きな理由ではありますが、それも原因を突き詰めていけば、それを必要としていないというところに帰着することになります。日本というのはある意味特殊な国柄で、母国語だけでほとんどの国民が何不自由なく生涯を過ごすことができるという特徴があります。
というと意外に聞こえるかもしれませんが、例えば大学教育を母国語だけで受けることができる国というのは、英語圏を除けば、ほぼ日本しかないというのが実情です。必要がないから身に付かない、ある意味当たり前のことが大きな原因となっているわけです。